丸嘉小坂漆器店|hyakushiki(百色) 小皿

漆と硝子。
光のなかで、漆の息吹をいつまでも感じられるような、素材の美しさが際立った小皿です。
漆というと木工品とのつながりが強く、温もりあふれる工芸品を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
最近では、ブームとなっている金継ぎでも使われる素材ですね。
丸嘉小坂漆器店の製品は、意外にもそのほとんどが漆と硝子を融合させたもの。伝統的な木曽漆器の技術を受け継いだ職人さんだからこそ成し得る、気品と愛らしさを備えた「作品」と呼ぶにふさわしいものがたくさんありました。

どれにしようか本当に迷ったのですが、ちょこっとおやつをのせるのに(食べ過ぎないように……)ちょうどよい、こちらの小皿を2種類購入しました。

実際手にしてみて思ったのですが、これは小皿が素敵すぎて、おやつが負けてしまうかもしれません。(笑)
直径は10cmほど、高さは2cmほどなんですが、このかたち、理科の実験で使うシャーレに似てますよね。
それもそのはず、

「生き生きと培養される細胞からインスピレーションを受けた大小のドットが特徴的な豆平皿」

なのだそう。
ドットの大きさには、粒・小丸・中丸・大丸と、4種類のデザインがあります。写真は小丸です。別売りで木製の蓋もあり、使い方は無限大ですね。この小皿だけで、テーブルがとても華やかになりそうです。
さてさて、私はこの小皿にどんなおやつをのせようか。
いくつか思い浮かぶものはあるけれど、器にあうものを探してみるのも楽しそうです。
このブログで、近々おやつのページに掲載できたらと思いますので、また見ていただけたらうれしいです!

丸嘉小坂漆器店の創業は1945年だそうです。
ホームページには、三代目となる小坂玲央さんをはじめ、製品づくりに携わる職人さんたちが紹介されています。
熟練した方々も、若手の方々も、みなさんで意見を出しあい、技術を高めあいながらものづくりをされているのかな、なんて想像しました。

今回購入した小皿のほかにも、ワイングラスやタンブラー、アクセサリーなど、本当にたくさんのアイテムがあって、購入サイトは見ているだけでも楽しいです。
(実は、アクセサリーもひとつ、購入しました。それままた別の機会に……)

漆の美しさをまた違った角度から眺めることができ、日々の生活にまたひとつ、使う楽しみを味わうものが増えました。
大切に使っていこうと思います。

丸嘉小坂漆器店
本社・工房・ギャラリー
〒399-6302 長野県塩尻市木曽平沢1817-1
HP:https://maruyoshi-kosaka.jp/